スミレは、.NET 9.0が対応する実行環境で利用できます。Windows/Linux/macOSの各CPUで動作します。
.NET 9.0ランタイムのインストール
まず、.NET Runtime 9.0をインストールしてください。
インストールされたかどうかを確認するためには、次のように入力して「Microsoft.NETCore.App 9.0.xx」がリストに列挙されているかどうかを確認してください。(9.0未満のバージョンでは動作しません)
dotnet --list-runtimes
Linux/macOSの場合
インストール後、Linuxでは、次のような手順でスミレをインストールできます。
wget -O sumire.tgz https://sum.irelang.jp/files/core/latest.php?type=tar
tar zxvf sumire.tgz
cd sumire
echo 「こんにちは!スミレへようこそ」を出力して改行する > hello.rdr
dotnet sumire.dll hello.rdr
展開ファイルの「samples」ディレクトリには、サンプルが用意されています。
例えばカレンダー作成のプログラムを実行するには、展開したフォルダで次のようなコマンドを実行します。
dotnet sumire.dll /debug samples/calendar.rdr
Windowsの場合
次のアドレスから、スミレをダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを解凍します。
コマンドプロンプトまたはPowerShellを開きます。
cd [解凍したフォルダ]
./sumire.exe [プログラム名.rdr]
ダウンロードファイルの「samples」フォルダには、サンプルが用意されています。
例えばカレンダー作成のプログラムを実行するには、zipを展開したフォルダで次のようなコマンドを実行します。
./sumire.exe /debug samples/calendar.rdr
文法
文法は、プロデル言語の基本的な機能(手順や種類)と共通化されています。ただし使用できる機能はプロデルと異なります。実行環境のライブラリが異なるため、現時点ではライブラリが整備中です。
プログラムの作成方法
開発環境は用意されていません。お使いのテキストエディタをお使いください。Visual Studio Codeがおすすめです。Windowsの場合は、プロデルデザイナをお使いください。
ファイルの拡張子は、.rdrや.プロデルを使用してください。.ireに今後切り替えていきます。
プログラムの実行方法
コマンドプロンプトもしくはターミナルで、次のコマンドを入力して実行します。実行するとコンパイルされて、dllファイルまたはexeファイルが生成されます。
Windows/Linux/macOS共通
dotnet sumire.dll [プログラム名]
Windows環境(コマンドプロンプト)のみ
sumire.exe [プログラム名]
Windows環境(PowerShell)のみ
./sumire.exe [プログラム名]
コマンドの詳しい使い方は、
dotnet sumire.dll -?
と入力して確認してください。
※スミレ2.1以降よりランタイム環境を廃止しました。/eオプションや対話モードについても利用できなくなりました。
Nugetのパッケージ (未更新)
なお、Visual Studioをインストールしている場合には、Nugetのパッケージとしてもダウンロードできます。Nugetで利用する場合には、Visual Studioなどの開発環境でNugetパッケージの管理を起動して「sumire」で検索してください。
https://www.nuget.org/packages/Sumire/
スミレについては、こちらでも紹介しています。

