(本記事は.NET Core2.1向けの古い記事です。最新版ではサポートされていません)
Visual Studio 2017では、.NET Core 2.1のプログラム作成が可能ですので、この環境で手っ取り早く、スミレの実行環境を作れます。
スミレは、NuGetにライブラリとして公開しています。
Visual Studio 2017で試してみるには、次の操作をします。
- ソリューションの作成
- NuGetで「Sumire」パッケージの取得
- 呼び出し用C#コードの貼り付け
- スミレのプログラムの作成
ソリューションの作成
まずVisual Studio 2017を起動して、新しいソリューションで「C#」の「.NET Core」から「コンソールアプリ(.NET Core)」を選びます。ここで名前を「SumireApp1」としたとします。
NuGetで「Sumire」パッケージの取得
プロジェクト「SumireApp1」を選び「NuGet パッケージの管理」をクリックします。「参照」タブで「Sumire」と検索して、スミレのパッケージをダウンロードします。
https://www.nuget.org/packages/Sumire/
呼び出し用C#コードの貼り付け
Program.csに次のようなプログラムを貼り付けます。ファイル名には、この後に作成するスミレプログラム(テスト.smr)のパスを指定します。
using System;
class Program
{
static void Main(string[] args)
{
Sumire.Program.Main(new string[] { @"C:\Users\スミレ\source\repos\SumireApp1\SumireApp1\テスト.smr" });
Console.ReadLine();
}
}
スミレのプログラムの作成
テスト.smrというファイルを作成します。ソリューションエクスプローラで「新しい項目の追加」から「テキストファイル」を選び、名前を「テスト.smr」などとします。
「スミレさん、こんにちは」を表示する
実行してみる
実行ボタンをクリックすると、C#のプログラムを経由して、スミレのプログラムが実行されます。